乳がんってどんな病気?女性なら知っておきたい基礎知識
女性特有の乳がんの基礎知識、乳がんにかかる確率などを紹介。
乳がんの発症者は30歳代から50歳代の方に多く見られるといわれています。日本人女性の20人に1人が乳がんになるといわれています。最近では、若年性乳がんも増加傾向にあり、女性なら誰でもかかる病気となっています。
年次推移は、罹患率、死亡率ともに一貫して増加しており、出生年代別では、最近生まれた人ほど罹患率、死亡率が高い傾向があります。
乳がんになりやすい人の特長
乳がんの発生する主な原因としては「エストロゲン」という女性ホルモンが関わっていると言われていて、
以下のような条件に当てはまる方は注意が必要とされています。
また、食生活のうえでも最近は欧米化のために動物性の脂肪を多く摂取するようになったことや、肥満体型も乳がんの発生原因であるといわれています。
血縁者に乳がんの発症者がいた場合も注意が必要です。
乳がんは自己検診ができるので早期発見が十分可能な病気です。
普段から定期的にチェックしてみましょう。
乳がんにかかる費用
次に生活のことを考えると無視できない乳がんの治療費を見ていきましょう。
まず、公的医療保険(3割負担の場合)適用時の費用をご紹介します。
次に、乳がん治療には、公的医療保険が適用されない費用も発生します。
差額ベッド代として1日あたりおよそ1,000円~1万円の費用がかかるほか、DNA診断や重粒子線治療などの高度先進医療については保険の適用外となります。また、入院中の諸費用として、クリーニング代やテレビのレンタル料などもかかります。
公的医療保険(3割負担)が適用されても、症状の重さによって変わりますが乳がんの治療には、平均200万円程度お金が必要になります。
費用が払えなくて十分な治療が受けられないということが無いように、普段からの貯蓄や、女性保険の加入などを考えておくとよいでしょう。